イマジナリーライン=映像を作るときに見ている人が混乱しない様に「お約束事」。
最近はYouTubeで同じカットを連続で繋ぐカットが多い場合がありますが、基本は「同ポジ」と言って狙いがない限りNGの手法なんです。また、そうすることによって自然さを失って、作っている感は避けて通れないものです。例えば向かって右側にいる人が次のカットで左にいたりすると「???」ってなりますよね。また、会話をしている人が右を向いたり左に向いたりしていたら何を見ているのかわからなくなりますよね。
そんな時にイマジナリーラインがあるんです。細かいことは(https://www.ediusworld.com/jp/pimopic/cat6_153.html)を参照。
ざっくり分かりやすくカットの繋ぎで基本は引き、グループ、寄りのサイズの違いで成り立っており、また、被写体の角度を変えることで違和感なく見せることもできます。娘の保育園のDVDで3,000円もとられましたが(少子化で頭数合わせの商売もそろそろしんどいと思いますが)レベルが低すぎてビックリしました。(プライバシーの為モザイクを入れていますが)下記の動画の様に同じ様なカットを連続させると厳しいですよね。また、同ポジを白飛びで誤魔化しています。(全編では時間をおかず白飛びも連発しています。)エフェクトは基本的に時間経過を表現していて、余り連発で見せるのは相当シンドイ手法の一つで基本的にはフェードインフェードアウト(ディゾルブ)で十分なんです。もちろん連発はイメージ動画なら成立しますが、展開を見せるのには厳しいです。
この際に、違和感なく見せる為には、先生の単発のカットを挿入、右側に回り込み方向を変える、5ショットのカットを2ショットに変える、上からのあおりを子供目線より下から上に向けた映像に変えるなど、編集でどうにかするレベルではなく編集をちゃんと考えて撮れるかどうかに限ります。一人で撮れない場合はもう一台カメラを使い、置きカメラなどでフォローも出来ます。その際に4K(3840×2160)であれば画像も拡大することも可能。記録映像の販売はDVD(720×480)BD(1920×1080)なので融通は効く範囲です。
こういった手法など少し気になった人はご相談いただければ幸いです。宜しくお願いします。
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